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2024-10-18 00:06:00

水道水の残留塩素濃度と水垢について

自分が住んでいる藤井寺市の水道水の残留塩素濃度は0.5ppmです。

これは同じ藤井寺市でも浄水場からの距離や気温でも差が出てくるとは思います。

夏場は塩素飛びやすいですから、もしかしたら濃いめにしてるのかもしれません。

計測したのは5月なのでほぼ夏場です。

で、0.5ppmというのはけっこう濃いです。

温泉施設などの、湯船の残留塩素濃度が0.4ppm〜1.0ppmの範囲内で管理することが多いので、湯船の塩素濃度が蛇口から出てるとなると濃いのがわかりますよね。

もちろん温浴施設でも人が多くなったりすると残留塩素濃度は低くなったり濃くなったり…基本的には自動管理のとこが多いですが、温泉に塩素を入れて循環してるところは温泉成分がセンサーに付着して誤感知で残留塩素濃度が高くなってしまってる施設もありますね。

薬草系の入浴剤なんかも誤感知しますね。

レジオネラ菌の観点からも低いよりは良いのですが、温泉入って痒くなったりするのは塩素濃い場合があります。

細かく言うと長くなるのですが、結合塩素や遊離塩素も関係してきます。

 

と、話が逸れましたが藤井寺市の水道水の残留塩素濃度が濃いのと浴室に浴室換気暖房乾燥機を使用しているご家庭では、その塩素が蒸発を繰り返して頑固な水垢のようになってる可能性もあります。

というのも、大阪府はそれほど水道水のシリカやカルシウム分などが濃い地域ではないにも関わらず水垢が酷い地域がいくつか存在してます。 

北摂地域は水垢酷いですが、データ上では大したことありません。

一般的にカルキと呼ばれる塩素は通常は簡単に落とすことができますが、蒸発を繰り返してガンコになり水道水のカルシウム分も加わって落ちにくくなってるように思います。

カルシウムやマグネシウムの汚れも落とすことは難しくありません。

やっかいなのが濡れてるとわからないが乾くと白く浮き出てくるやつですね、それがシリカスケールです。

大阪府や関西はデータ上ではシリカはほとんどないそうなんですけど、シリカスケールが付着してる現場が多いのが不思議です。

ちなみに大阪市内は水垢付着弱いので恐らくシリカも少ないように思います。

 

また何か気づいたことがあったら、書き足していこうと思います。